• 総合治療とは
• セカンドコンサルティングについて

「むし歯になった歯だけを治療して終了」
このような従来の歯科治療ではなく、お口を一つの単位として捉え、その健康を保つために、むし歯、歯周病、入れ歯、インプラント、矯正などすべての歯科治療から必要と思われる治療を組み合わせて、総合的な視点で治療を行うのが、総合治療です。
例えば、歯並びが悪いのに歯列矯正をせずにむし歯や歯周病の治療をしても、ブラッシングが行き届かないままなので再発のリスクが高いままです。そのため、むし歯の治療で来られた患者さまに、歯科矯正の必要性をご説明し、矯正のご提案をする場合もあります。
総合治療により治療内容が増えても、結果的に歯の寿命を延ばすことができれば、長い人生の中でトータルの治療回数が少なくて済むようになります。

当院の考え

当院では、ご来院された患者さまの現在のお口の中の状況を診ると同時に、十数年先までを見据えた総合治療の視点で、検査・診断・治療の提案を行います。
総合医療で当院が目指すのは、患者さまの生活の質（QOL）の向上です。
お口の中は、歯や舌、飲み込むなどの一連の流れがきちんと機能して初めて美味しくご飯が食べられるようになっています。毎日当たり前に行っている飲食をストレスなくできる健康なお口を保つことが、生活の質を支え、健康寿命を延ばすことにつながるのです。
総合治療を実現するには、幅広い歯科治療を提供できる医師のスキルが必要です。
当院の院長は、以前、総合クリニックの院長としての経験を積んでおり、すべての歯科治療にオールマイティに対応可能です。

当院では、治療前にカウンセリングを2回実施しています。
初診時の検査結果を元に、セカンドコンサルティングにおいて総合治療の視点に立った治療計画を提示しています。治療計画書は、レントゲンや口腔内写真の画像にスタッフが手書きで説明を加えたとてもわかりやすいもので、健全な歯を長く保つための治療計画がすべて記入されています。
いくつかの選択肢の中から、患者さまと相談の上、予算も含めたその方にとって最良の治療を決めて、治療に入ります。
ご自身のお口の中に関心を持っていただき、現状を把握していただくため、このセカンドコンサルティングは、症状の種類によらず、治療が自費・保険を問わず、全ての成人の方に行っています。